金田一京助の一族
京助・春彦・秀穂と三代続く言語学者であることは有名。
京助の息子・春彦は学者志望で、服部四郎やり残した部分の日本語の方言アクセントを研究しようと計画したが、言語学科を卒業しても就職困難なることを言語学科出身の父から知らされ、国文科志望となった。
方言アクセントの研究でよく知られており、ある誘拐事件でテレビに公開された犯人の脅迫テープを聞いた際、犯人の出身地をぴたりと言い当てたことがある。春彦いわく、人間の言い回しの中には必ずその人の育った地域のアクセントが混ざってしまうものだという。
誘拐事件などで犯人の音声が公開されると、必ずマスコミから取材がきたらしい。
三代目は二男の金田一秀穂だと言われているが、長男真澄も早稲田の理工学部を出た後慶應義塾外国語学校でロシア語をマスターし理工系向けの露和辞典(専門用語辞典)の編纂作業に加わっている。
ロシア語を勉強したのは、当時の米ソ冷戦の状況下で、進んでいた旧ソ連の技術を勉強するために不可欠だったということもあるが、本格的に言語学の道に転じた背景としては、祖父の京助が、アイヌの言語研究をライフワークとしていたことも影響しているとみられる。
三男・秀穂も父・春彦と同じくTV番組に度々出演し、日本語をテーマとしたTV番組の監修や解説のみならず、バラエティやクイズ番組の回答者としての出演も多く、マスメディアを利用して『日本語』のすばらしさや楽しさをPRする手法をとっている。
