日本言語学の大家・金田一京助の足跡を読みやすくまとめました
そこには(註・金田一の書斎)本、原稿、書簡などが所狭きまでに散らばって足の踏み場もないほどの乱雑さ。
「片付けられたりすると、かえって必要なものを探すのに骨を折るのですよ」(中略)
一生をかけたアイヌ研究、その結晶である叙事詩”ユーカラ”を書写した厚いノートが数十冊。
「もし火事にあったら、これだけ持って逃げるのです」
と、カバンの中にぎっしりつめていつでも持ち出せるようになっている。このカバンの中に博士の生命がある。
この貴重な資料を活字にすることも、写真で複写することもできない。
毎日新聞昭和29年3月1日より引用
多数の辞書を編纂したことやアイヌ語の研究で著名な金田一京助ですが、同時代の盛岡出身者には「石川啄木」「宮澤賢治」と錚々たる文学者がいるのでいまいち目立たない気がします。
しかし、石川啄木との交流や実は辞書を編纂したことがないなど、知れば知るほどおもしろい人物です。
そんな金田一京助の経歴やエピソードをまとめてみました。
